社交ダンスはその見た目の優雅さから幅広い年代の方に人気があります。中でもワルツやタンゴなどは有名なので社交ダンスの知識がない方でも、名前くらいは知っているでしょう。

では社交ダンスにあるジャイヴという踊りを知っていますか。おそらく社交ダンスをやっていないと知らない方がほとんどだと思います。

そこで社交ダンスで踊るジャイヴがどういった踊りなのか、ジャイヴの歴史や特徴について紹介していきます。社交ダンスの初心者は知識だけでも頭に入れておくと良いでしょう。

社交ダンスのジャイヴの歴史とは

ジャイヴの起源は1930年代のアメリカと言われています。当時アメリカでは、速いテンポのジャズに合わせてスイングダンスを踊っていました。スイングダンスとは軽快な踊りをするダンスで、1920年代に一世風靡したチャールストンが有名です。

そのスイングダンスからジッタ―バーグというダンスが生まれ、それが1940年代にヨーロッパに渡ることでジャイヴへとなりました。そして1960年には社交ダンスの競技種目の一種であるラテンアメリカの一つとして加えられたのです。

またジャイヴのルーツになったと言われるジッタ―バーグは、現在でも社交ダンスとして踊られ、ダンスパーティーの場ではよく見かけます。ちなみにジッタ―バーグは日本ではジルバと言いますが、これは日本特有の呼び方です。海外では通用しないので呼び方には注意しておきましょう。

社交ダンスのジャイヴはどんな特徴があるの?

ジャイヴはぴょんぴょんと跳ねるような動きが特徴的です。ジャイヴは陽気に踊ることから踊りを見る人を魅了し、その優雅さからつい自分も踊り出したくなるでしょう。

社交ダンスのラテンアメリカ種目ではジャイヴを5番目に踊ることが多いです。ジャイヴを踊るまでに4つのダンスを踊っているのに、その疲れを感じさせないようなキレのあるステップが魅力的です。その分運動量が多いダンスになるので、社交ダンス初心者はペース配分に注意しましょう。

ジャイヴはその難易度から、他の社交ダンスである程度ステップや体の動かし方など基礎的なことを学んでからジャイヴに挑戦するのが基本とされています。

ハードとされるジャイヴを踊るコツはとにかく楽しむことです。ジャイヴを楽しんで踊ることで、もっと上手になりたいと思うようになる上達しやすくなります。そのためこれからジャイヴをする予定がある人は、ステップや体の動きも大事ですがまずは楽しみましょう。

またジャイヴのリズムを口ずさむのもおすすめです。社交ダンスのレッスン中は講師がリズムをカウントしてくれますが、それを普段から自分ですることによって、ジャイヴのリズムが自分の体になじみます。毎日ジャイヴのリズムを口ずさむと、知らず知らずの内にジャイヴが上達しているでしょう。

ジャイヴとジルバの違いとは

ジャイヴはジルバのルーツと言われているだけあって踊り方が似ていて、どちらもスイングダンスに分類されます。しかしこの二つではリズムが異なり、ジルバの方がジャイヴよりもシンプルです。では具体的にどのようにリズムが異なるので見ていきましょう

ジャイヴのリズム

ジャイヴはより早いリズムで踊ります。社交ダンスのリズムには速いテンポのクイックとゆったりしたテンポのスローがあります。基本的にはこの二つを組み合わせてリズムを取っていくのが社交ダンスの特徴です。

しかしジャイヴはクイックのみで構成されているので他のダンスよりリズムが早くなっています。早いリズムで踊ることが原因で、ジャイヴは難易度が高いと言われています。そのためジャイヴを上手に踊るにはリズムを体に覚えさせると良いでしょう。

ジルバのリズム

一方ジルバはスローとクイックでリズムが構成されているので、ジャイヴよりはゆったりとしたダンスです。そのためジャイヴよりも人気があり、ダンスパーティーではジルバを踊る人がたくさんいます。

このようにジャイヴとジルバはリズムが大きく異なるので、まずはジルバから始めた方が良いかもしれません。ジルバの踊りを習得してからジャイヴに挑戦するとスムーズに踊れるでしょう。ただジルバの場合は社交ダンスの競技種目に含まれていないので注意が必要です。

まとめ

社交ダンスのジャイヴが生まれたのは1930年代のアメリカと言われています。当時アメリカではジルバというダンスが人気で、それがヨーロッパにわたったことからジャイヴになったのです。

ジャイヴはテンポの速いダンスで、ぴょんぴょんと跳ねるような動きをするダンスです。その軽快な見た目から踊っている人は楽しさを感じることができ、見ている側も自分が踊り出したくなるような陽気さがあります。

まずはジャイヴを踊っている姿を動画や競技場で見てみてください。男女のカップルが楽しそうにジャイヴを踊っている姿から自分も社交ダンスに挑戦したくなるでしょう。