社交ダンスは華やかさがあるので男性や女性に人気があります。幅広い年代の方が社交ダンスをしているので、年をとって体を動かせるか不安という方にもおすすめです。

そんな社交ダンスにはパソドブレというダンスがあります。社交ダンスについての知識がないと、パソドブレをいう言葉を聞いたことがない人も多いでしょう。

そこで社交ダンスのパソドブレについて成り立ちや特徴について紹介していきます。社交ダンスについて理解を深めたいという方も参考にしてください。

社交ダンスのパソドブレの歴史とは

パソドブレは1900年代のスペインで誕生したと言われています。当時スペインでは闘牛の際に人と牛が闘技場に入場する際に、スパニッシュ・ワンステップという曲が流れていました。

そのスパニッシュ・ワンステップがスペインの中で徐々に人気になって、それはフランスのパリにまで及びました。

そこからフランスでは、スパニッシュ・ワンステップの呼び名を変えてパソドブレになったのです。その後パソドブレは世界的に流行して、今では社交ダンスの5つあるラテンアメリカ種目のうちの一つに加えられています。

ちなみにパソドブレにはスペイン語でダブルステップという意味があって、他の社交ダンスと比べるとテンポが速いです。

そのため難易度が高く、社交ダンスの種目に含まれていますが踊れる人はあまりいないと言われています。実際にパーティの場でもパソドブレをあまり踊る人はほとんどいません。

逆にパソドブレをしっかりと踊れると、社交ダンスの上級者になったといっても良いでしょう。社交ダンスで実力が付いてきたと感じてからパソドブレに挑戦するのがおすすめです。

社交ダンスのパソドブレの特徴とは

パソドブレは社交ダンスの中でも珍しい男性が主役の社交ダンスで、5つあるラテン種目の中では4番目に踊ることが多いです。

社交ダンスのラテンアメリカ種目には全部で5つありますが、そのうちのほとんどが女性を魅せるためにダンスします。そのためパソドブレは他のダンスに比べて、男性の力強さが光るダンスです。

一方女性はダンスで牛やフラメンコダンサーなど、ダンス中に役割を変えるという特徴がります。いずれも男性を引き立てる役なので、パソドブレでは女性が主張しすぎず、男性の邪魔をしない程度に魅せるのが力強く魅せるコツです。

特に社交ダンスで世界大会に出ているようなカップルのパソドブレは正に圧巻です。男性はキレのある動きで観客を魅了し、女性はそれに花を添えるようにかつ、優雅に魅せるように踊っています。

レベルの高いパソドブレを見ておくと、実際に自分が踊る時に参考になるので見ておくと良いでしょう。

パソドブレの代表的なステップとは

パソドブレにはシャッセケープというステップがあります。シャッセケープはパソドブレを踊るには必要不可欠なステップと言われていて、男性は闘牛、女性は操られるケープを表現しています。

また男性と女性ではシャッセケープのとらえ方が異なる、ステップにも違いがあるので、見ていきましょう。

男性のシャッセケープ

男性がシャッセケープを踊る場合は女性をリードしつつ、自身を力強くステップするのが上手に見せるコツです。その時に女性を背中から動かすイメージを持つとステップ踏みやすいでしょう。

またパソドブレではホールドをしっかり保つというのも大切です。社交ダンスのホールドとは男女が組むことを意味し、通常男性の右手は女性の左肩に、女性の左手は男性の右肩あたりに置きます。

パソドブレを含む社交ダンスでは、ホールドがみだれると力強さや優雅さが崩れるので注意しておきましょう。

女性のシャッセケープ

女性がシャッセケープを踊る時はくるくると回りすぎないようにする必要があります。女性のシャッセケープは男性の周りを回るステップですが、この時に自分が目立ってしまうとパソドブレの表現に反します。

女性の場合はあくまで自分は男性を引き立てる役だという認識が大事です。極端に言うとシャッセケープでは男性の周りを歩くだけという認識で良いかもしれません。

女性にはラテンアメリカ種目の社交ダンスで4つも目立つ種目があります。パソドブレの1種目くらいは男性に花を添えてあげましょう。

まとめ

社交ダンスで踊るパソドブレは1900年代のスペインで生まれました。当時は闘牛場で利用されていた曲ですが、それがフランスのパリに渡ることで現在のパソドブレになったと言われています。

パソドブレは5つあるラテンアメリカ種目の中でも唯一、男性が主役になるダンスです。そのため男性を力強さを発揮できます。

ただパソドブレは難易度が高く、きちんと踊れる人は少ないです。これから社交ダンスを始める方はまず、他にあるラテンアメリカ種目のダンスから始めましょう。そして社交ダンスの実力が付いてきたらパソドブレを試してみるのがおすすめのやり方です。