社交ダンスの中でもワルツは有名なので一度は耳にしたことがあるでしょう。しかし社交ダンスにはヴェニーズワルツというダンスがあります。似たような名前ですが何か違いはあるのでしょうか。

そこでヴェニーズワルツの歴史や特徴を紹介していきます。社交ダンスに興味があるという方はヴェニーズワルツとワルツの違いを知っておくと良いでしょう。

社交ダンスにあるヴェニーズワルツの歴史とは

ヴェニーズワルツが誕生したのは1814年のウィーン会議です。ウィーン会議の宮廷舞踏会のメインとして踊られたのがヴェニーズワルツと言われています。それを見たヨーロッパ人が感動して、ヨーロッパ全土でヴェニーズワルツが知れ渡りました。

このようにヴェニーズワルツはウィーン会議で有名になったので、別名ウインナーワルツと呼ばれています。またウィンナーワルツ、ウインナワルツと呼ばれることもありますが、全てヴェニーズワルツのことを指すので覚えておきましょう。

ヨーロッパ中で有名になったヴェニーズワルツは、ヨハンシュトラウス2世によって現在のヴェニーズワルツとなりました。ヨハンシュトラウス2世はオーストリアの音楽家でワルツ王とも呼ばれています。

ヴェニーズワルツの特徴とは

ヴェニーズワルツは優雅でスピード感があるという特徴がありますが、一番の特徴はステップが他の種目と比べると少ないところです。ステップが少ないと聞くと、難易度が低そうに思えますがそうではありません。

ヴェニーズワルツは型が決まっているので、他の人との実力差を比べ安いです。ヴェニーズワルツ以外の社交ダンスでは、他の人と差を付けるために自分で基本的な型を変えるバリエーションを作ります。そのバリエーションと社交ダンスのスキルを見て、競技会では点数が決まる仕組みです。

しかしヴェニーズワルツでは型が決まっているので、実力がないと競技会では不利になります。例えばまだ実力がない自分の近くにヴェニーズワルツが上手な人がいると、悪目立ちをして印象が良くありません。もし社交ダンスで競技会に出るという方は、好成績を収めるためにもしっかりとヴェニーズワルツを押さえておきましょう。

ヴェニーズワルツの動き

ステップが少ないとされるヴェニーズワルツでは、主に右回りのナチュラルターン、左回りのリバースターン、右回りと左回りをスイッチするステップの3つです。

これはヴェニーズワルツが伝統を重んじているからと言われています。中にはこの3つのみでダンスの構成を考える方もいるようです。

ヴェニーズワルツの特別なターン

ヴェニーズワルツではフレッカールという特別なターンがあります。フレッカールはフロアに中央でくるくる回るというターンです。

競技会ではそこまで見かけるものではありませんが、その分レアなので目立ちたい時にフレッカールをする方が多いです。ただ良くも悪くも目立つので、優雅にターンできていないと格好が付かず、逆効果になるため使いどころには気を付けておきましょう。

ヴェニーズワルツとワルツとの違いとは

ヴェニーズワルツとワルツではテンポが異なります。ワルツの方は約90拍/分で、ヴェニーズワルツは約180拍/分です。つまりワルツの方がゆったりとしていて、ヴェニーズワルツの方がスピード感があります。

また紹介したようにステップの種類も大きな差です。ヴェニーズワルツは型が決まっていますが、ワルツの場合は特に型が決まっていません。そのためワルツには複数のステップがあります。

これからワルツを始めるという方はナチュラルターンやリバースターンなど基礎的な内容から入りますが、慣れてきたら上級者向けのステップを覚えるのも良いでしょう。

ワンランク上のステップを覚えることでより優雅さが増し、社交ダンスをする自分で魅了することができます。特に競技会に出場する人はより上級者向けのステップを覚えておきたいです。そうすると選択肢が増えて自分をより魅力的に魅せることができるでしょう。

このようにヴェニーズワルツの方が制限があるのでより難しいとされています。まずはワルツで社交ダンスの基本的なステップを覚えてから、徐々にステップアップしてヴェニーズワルツに挑戦すると良いでしょう。

まとめ

ヴェニーズワルツが誕生したのは1814年のウィーン会議のことです。ウィーン会議で踊りを披露したことでヨーロッパ中で有名になりました。

そしてヴェニーズワルツはステップが少なく、ある程度型が決まっているのが最大の特徴です。主に基礎的なターンとステップで構成されるので、一見すると簡単そうですが他の人と見比べられやすいため注意しておきましょう。

ヴェニーズワルツには少しだけ厄介なところがありますが、しっかりと踊り切れた時には大きな達成感を感じることができます。ワルツで社交ダンスに必要なとされる動きを覚えたら挑戦してみるのも良いでしょう。