社交ダンスを楽しむために!まずは種類を知ることから!

バラエティ番組でも取り上げられ、幅広い世代から愛されている社交ダンス。実は、大きく分けて2つ、細分化すると競技になるものだけでも10種類に分類されることをご存知でしょうか?社交ダンスを楽しむためには、ますは種類を知り、その特徴を把握することが大切です。

ワルツやタンゴなど誰もが知るものから初めて聞く種類まで、社交ダンス初心者でもわかりやすくご紹介していきます。社交ダンスをもっと知りたいという方は是非参考になさってみてくださいね。

初心者が知りたい社交ダンスの種類

社交ダンスは、社交界や競技においてペアで踊るダンスのことを言います。中でも大きな分類で見ると「スタンダード」と「ラテン」の2パターンに分けられています。

スタンダードは、歴史が深く始まりは200年前に遡りモダンと呼ばれていました。大きな特徴として挙げられるのは、男女ペアが向き合って腕の枠を作った城代で踊る点です。一方、ラテンは1990年代の初めに伝えられたサンバが始まりだと言われています。男女ペアが向き合って腕の枠を作ったり、離れたりと様々な動きを取り入れながら踊ると言った特徴を持っています。

また、これらの種類はさらに細かく分類されており、スタンダード、ラテンともに5種目に分けられます。

スタンダードは次の5つです。
●ワルツ
●タンゴ
●ウインナーワルツ
●クイックステップ
●スロー
そして、ラテンは次の5つに分けられます。
●チャチャチャ
●サンバ
●ルンバ
●ジャイブ
●パソドブレ

これら全ての種類を合わせ、それぞれのダンスの総合成績を競う全日本10ダンス選手権という大会もあります。


TVでも人気の社交ダンス「ラテン」の種類

社交ダンスの種類の中でもラテンは、TVでも取り上げられており浸透度が高いと言えます。スタンダードに比べて比較的運動量も多く、曲調も明るい印象があります。
ラテンの中でも5つの種類があり、それぞれに個性がありますので、一つずつご紹介していきましょう。

●チャチャチャ
ラテンの中でもアップテンポの曲を使うダンスです。キューバ発祥で、ラテンのリズムを明確に表現するダンスでもあります。
●サンバ
誰もが知るブラジルのダンスです。リオのカーニバルをイメージする人も多いでしょう。特徴としては打楽器使い、独特なリズムで踊る点が挙げられます。また、上下運動も多くエネルギーに満ち溢れた踊りと言えます。
●ルンバ
ルンバと言えば、「愛」と言っても過言ではないほどロマンチックな踊りです。ゆったりとした滑らかなダンスで、女性はセクシーでしなやか、そして男性は力強く踊ると言った特徴があります。
●ジャイブ
ラテンの中でモダントツに早い曲で踊る種類です。終始つま先で踊り続け、かかとが触れるのはほんの少し。見ている側もノリノリになるような雰囲気を持っているダンスです。
●パソドブレ
スペインの闘牛がイメージとなっているダンスです。男性が闘牛士を、女性は闘牛士が持つケープもしくは牛を演じ、ドラマティックに踊るのが特徴です。


曲でわかる社交ダンスの種類

社交ダンスに限らず、ダンスとは音楽に乗って踊ります。ですから、音楽は社交ダンスにおいて欠かせないものの一つです。社交ダンスで使われる曲は、ラテンやジャズなどがダンス用にアレンジされていることが多いと言った特徴があります。前章でお伝えした10種類のダンスも、それぞれに曲調が異なります。スタンダード・ラテンから2つずつご紹介しましょう。

●ワルツ(スタンダード)
3拍子のリズムで流れるロマンチックな曲が多く使われます。社交ダンスにおいても非常にメジャーな種類と言えます。
●クイックステップ(スタンダード)
社交ダンスの中でもスタンダードはゆったりとした種類ですが、クイックはスタンダード種目でありながら軽快な曲を使い、素早く踊ります。1920年代に流行したチャールストンという曲に合わせたのが始まりと言われています。
●チャチャチャ(ラテン)
社交ダンスの中でも有名な種類であるチャチャチャは、ルンバとマンボの曲から派生したのが始まりです。スピード感が非常に早く歯切れの良いダンスが特徴です。
●サンバ(ラテン)
2分の4拍子の曲で踊るのがサンバの特徴です。妖艶でありながらリズミカルな動きで踊ります。


社交ダンスはステップの種類がとても多い!

社交ダンスはステップの種類がとても多いことでも有名です。ダンスの種類も競技ダンスだけでも10種類あり、それぞれに多数のステップがあるわけです。全部を一度に覚えるのは至難の技とも言えます。とは言え、全てのステップを攻略するために覚えておくといいポイントが3つあります。

●基本姿勢
社交ダンスを踊る上で一番大切なのが基本姿勢です。大地へしっかりと根を下ろし、両足に均等に体重をかけることから始まります。正しい姿勢を意識することで、体幹も整い動きもしなやかになっていきます。
●歩き方
歩き方のポイントとしては、骨盤から足を動かすことにあります。これは、社交ダンスに限らず日常生活から意識することをオススメします。
●リズムの取り方
ステップを踏む際に大切なのはリズムをきちんと取ることです。曲に合わせて脳内でカウントを数えながらステップを踏むと、リズムが取りやすくなります。普段から曲を聴く際にリズムを取ってみるのもオススメです。


社交ダンスのターンにも種類がある

社交ダンスのステップの種類の一つとして、ターンがあります。ターンと一言に言っても、実に様々な種類があることを覚えておくといいでしょう。

例えば、ワルツに使われるターンの中で基本となるのが「ナチュラルターン」です。そして、「ナチュラルターン」の反対が「リバースターン」となります。社交ダンスにおいて「ナチュラル」は右回転を、「リバース」は左回転を表します。続いて、タンゴで使うターンの種類について見てみましょう。単語では基本ステップの中に「ロックターン」と「プロムナードターン」があります。これらはセットとなっており、続けて踊られることが多くあります。

もちろんラテンでもターンは多用されます。例えば、「スポットターン」は3歩前に進みながら1回転するステップのことを表します。特にルンバではたくさんのターンが登場します。


社交ダンスで着るドレスの種類

社交ダンスといえば、美しい衣装も目を引きます。中でも女性が身にまとうドレスは、憧れの一つと言っても過言ではありません。ドレスにも様々な種類があるため、何を選んだらいいかわからないという人も少なくはないでしょう。社交ダンスをする際にオススメな一着をご紹介していきましょう。

●スタンダード用ドレス
スタンダードで着用するドレスの特等は、ひざ下〜足首までの長いスカート丈にあります。肌の露出が少なく、踊った時に優雅に見えるようにスカートはフリルになっています。選ぶ際にはできるだけ左右対称になっているものがオススメです。左右非対称だと、体のラインが美しく見えないといったデメリットがあるためです。
●ラテン用ドレス
スタンダード用のドレスと比べると、肌の露出が多い情熱的なドレスとなります。ラテンはダンスもダイナミックで激しいため、派手な種類のドレスが多く使われます。ドレスの色もデザインもスタンダードよりも目立つといった特徴があります。また、ボディラインも浮き出るドレスが多いため、ドレスを選ぶ際は試着をすることが大切です。


社交ダンスは級(クラス)の種類も色々!

社交ダンスの競技会では級(クラス)が様々に設けられています。社交ダンス大会のレベルによって分けられており、一番の大枠は「アマチュア」か「プロ」かになります。そして、それぞれA〜D級に別れているのです。一番上の級はA級となります。さらに上のSA級というクラスもあります。また、級を持っていないペアのことをノービス級と呼び、ノービス級のペアのみが出場する大会もあります。昇給するためには一定の条件をクリアする必要があり、場合によっては降級する可能性もあります。

社交ダンス業界には、日本だけでも4〜6の団体が存在しており、それぞれの団体によって級を定めるシステムが異なっています。また、同じ団体でありながら地域によっても異なる場合もあります。そのため、A級と言えども団体によってレベルが大きく異なる可能性もあるのが実情です。


社交ダンスレッスンで使われる英語の種類

社交ダンスは、アメリカややカナダで発展したスタイルもあり、レッスンにおいて英語が必要となるシーンも見られます。中には、外国人の先生に社交ダンスを習っているという人もあるほどです。そのため、せめてよく使われる英単語の種類くらいは覚えておくと安心です。

まず、社交ダンスでよく使われる英語の種類として、上半身を表す「body」と下半身を表す「hip」が挙げられます。「hip」はお尻という意味がありますが、腰や、骨盤、股関節という意味で使われていることもあります。

英語で指導を受ける際には、よく聞き取れなかったということも起こり得ます。そんな時に便利なのが、「Here?」「This?」と言った簡単な質問形式です。例えば、体のどの部分のことを言っていたのかがわからない時など、指をさしながら「Here?」と言えばしっかりと確認することができます。


社交ダンスの種類は動画でチェック!

初心者が社交ダンスの種類を知る上で、動画は欠かせないツールと言えます。いくら文章上で学んだとしても、細かな感覚やイメージは掴みづらいものです。とは言え、なかなか競技会に足を運ぶようなことも難しい中で、動画は社交ダンスの感覚を飛躍的に得るために力を発揮してくれます。中でも、誰もが簡単にアクセスできる動画サイトであるYouTubeは非常に役に立ちます。

例えば、一般社団法人東部日本ポールルームダンス連盟では、公式のYouTubeチャンネルを持っており、過去の競技会の様子やライブ配信を見ることができます。また、様々な社交ダンスに関わる団体がYouTubeにて動画を配信しており、社交ダンスの種類について紹介しているチャンネルもあります。まずは、動画を活用して社交ダンスの様々な種類を堪能してみることをオススメします。より一層それぞれのダンスが持つ個性を発見することができるでしょう。

社交ダンスの種類を把握してスムーズに踊ろう!

社交ダンスは実に様々な種類があり、ステップやターンのラインナップもたくさんあります。基本を体に染み込ませながら、少しずつ覚えていくことで気がつけばいろいろなステップが踏めるようになるでしょう。

社交ダンス初心者の人にとって何より大切なのは、楽しく踊ることです。社交ダンスはシニア競技会もあり、歳を取っても楽しめる競技でもあります。つまりいつでも始められる間口の広いダンスとも言えます。ぜひ、気軽にチャレンジしてみてください。