Tuesday, December 1, 2020
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社交ダンスのチャチャチャとは|どんな特徴がある?

社交ダンスはスタンダードとラテンアメリカに分かれます。社交ダンスで有名なワルツやタンゴはスタンダードですが、ラテンアメリカにはどういったダンスがあるのか知らない人も多いのではないでしょうか。 そこで今回は社交ダンスのラテンアメリカ種目で踊られるチャチャチャについて歴史や特徴を紹介します。 社交ダンスのチャチャチャの歴史とは チャチャチャは1950年代にマンボから派生して生まれたと言われています。その由来はマンボで床を鳴らす音がキューバ語で「チャチャチ」と聞こえることからそう名付けられたようです。 マンボとはキューバにあるダンスの一つで、日本でも1950年代には踊られていましたが、それ以降はそこまで普及されませんでした。またマンボは社交ダンスにも含まれておらず、現在ではマンボを踊る人は珍しいです。 つまり、日本ではマンボの代わりにチャチャチャが普及したと言えるでしょう。マンボは社交ダンスの競技会向けの種目にはありませんが、機会があれば挑戦してみるのも良いですね。 社交ダンスのチャチャチャはどんなダンス? チャチャチャはスピード感とキレのある動きが特徴のダンスです。美しく魅せるためにはスピードを求められるので、わりと上級者向けのダンスと言われています。また社交ダンスのラテンアメリカ種目では5つを通しで踊りますが、チャチャチャは1、2種目目に踊ることが多いです。 チャチャチャの特徴 さらにチャチャチャには社交ダンスでは珍しく、ダンス中にフロア上をあまり動かないのが特徴です。社交ダンスではカップルがフロア上をくるくる回っているという印象が強いのではないでしょうか。 実は社交ダンスには基本的にフロア上を反時計回りに回るという規則があります。このルールがあることで競技者同士がぶつからず、それぞれがベストなパフォーマンスを発揮できるという仕組みです。このルールをラインオブダンス(LOD)と呼び、社交ダンスをしている人にとっては基礎知識なので覚えておきましょう。 しかしチャチャチャではラインオブダンスのルールが適用されておらず、基本的に競技者同士がその場で踊ります。ではなぜラインオブダンスが適用されていないのでしょうか。 チャチャチャにラインオブダンスがない理由とは チャチャチャの動きにはそこまで激しいものがないため、ダンス中に競技者同士がぶつかることがないからです。 社交ダンスの中には体を大きく魅せることで優雅さをアピールするものがあります。例えば社交ダンスとして有名なワルツがそうです。これらのダンスは体を大きく動かすため、ラインオブダンスがないと競技者同士がぶつかり、ベストな演技をできなくなります。 しかしチャチャチャでは大きな動きがないので、フロア上をくるくる回る必要がありません。その分、チャチャチャにはスピード感のあるステップを求められます。いかに素早く、それでいて優雅かが競技会で評価を得るポイントです。いつかは競技会に出場してみたいという方は覚えておくと良いでしょう。 チャチャチャのステップとは チャチャチャにはニューヨークやショルダートゥショルダーというステップがあります。これらのステップはキレがあるのが特徴で、擬音にすると「シュバッ」という雰囲気です。 また男女がステップを踏むことによって、お互いの駆け引きを楽しむことができます。こちらがキレのあるステップを踏むと、相手がそれに対してステップを踏むので、お互いのコミュニケーションアップにも役立つでしょう。 またニューヨークやショルダートゥショルダーについては、チャチャチャと同じラテン種目のルンバにも含まれています。それ以外にもチャチャチャとルンバは音楽的にもほとんど同じです。 ただチャチャチャの方がルンバよりもテンポが速く、曲の雰囲気はチャチャチャが陽気なイメージですが、ルンバは情熱的という違いもあります。 難易度でいうとチャチャチャの方が高いです。社交ダンスを始めたいと考えている人は、まずはルンバでステップを覚えてからチャチャチャに挑戦するとなじみやすいでしょう。ただいずれも社交ダンスの中でもレベルが高いので、まずはワルツなど初心者向けのダンスから始めると良いです。 まとめ 社交ダンスのラテン種目にはチャチャチャが含まれますが、チャチャチャが誕生したのは1950年代のことです。マンボというダンスのステップから出る音がチャチャチャと聞こえたことが起源と言われています。 そしてチャチャチャは素早くキレのある動き、ダンス中にフロア上を回らないのが特徴です。社交ダンスの場合は基本的フロア上を回るので、チャチャチャは非常に珍しいと言えます。 チャチャチャはスピードを求められるので難しいですが、踊れた時の爽快感は最高です。軽快な社交ダンスを踊りたい方はチャチャチャを試してみるのも良いでしょう。

社交ダンスのヴェニーズワルツとは|ワルツとは何が違うの?

社交ダンスの中でもワルツは有名なので一度は耳にしたことがあるでしょう。しかし社交ダンスにはヴェニーズワルツというダンスがあります。似たような名前ですが何か違いはあるのでしょうか。 そこでヴェニーズワルツの歴史や特徴を紹介していきます。社交ダンスに興味があるという方はヴェニーズワルツとワルツの違いを知っておくと良いでしょう。 社交ダンスにあるヴェニーズワルツの歴史とは ヴェニーズワルツが誕生したのは1814年のウィーン会議です。ウィーン会議の宮廷舞踏会のメインとして踊られたのがヴェニーズワルツと言われています。それを見たヨーロッパ人が感動して、ヨーロッパ全土でヴェニーズワルツが知れ渡りました。 このようにヴェニーズワルツはウィーン会議で有名になったので、別名ウインナーワルツと呼ばれています。またウィンナーワルツ、ウインナワルツと呼ばれることもありますが、全てヴェニーズワルツのことを指すので覚えておきましょう。 ヨーロッパ中で有名になったヴェニーズワルツは、ヨハンシュトラウス2世によって現在のヴェニーズワルツとなりました。ヨハンシュトラウス2世はオーストリアの音楽家でワルツ王とも呼ばれています。 ヴェニーズワルツの特徴とは ヴェニーズワルツは優雅でスピード感があるという特徴がありますが、一番の特徴はステップが他の種目と比べると少ないところです。ステップが少ないと聞くと、難易度が低そうに思えますがそうではありません。 ヴェニーズワルツは型が決まっているので、他の人との実力差を比べ安いです。ヴェニーズワルツ以外の社交ダンスでは、他の人と差を付けるために自分で基本的な型を変えるバリエーションを作ります。そのバリエーションと社交ダンスのスキルを見て、競技会では点数が決まる仕組みです。 しかしヴェニーズワルツでは型が決まっているので、実力がないと競技会では不利になります。例えばまだ実力がない自分の近くにヴェニーズワルツが上手な人がいると、悪目立ちをして印象が良くありません。もし社交ダンスで競技会に出るという方は、好成績を収めるためにもしっかりとヴェニーズワルツを押さえておきましょう。 ヴェニーズワルツの動き ステップが少ないとされるヴェニーズワルツでは、主に右回りのナチュラルターン、左回りのリバースターン、右回りと左回りをスイッチするステップの3つです。 これはヴェニーズワルツが伝統を重んじているからと言われています。中にはこの3つのみでダンスの構成を考える方もいるようです。 ヴェニーズワルツの特別なターン ヴェニーズワルツではフレッカールという特別なターンがあります。フレッカールはフロアに中央でくるくる回るというターンです。 競技会ではそこまで見かけるものではありませんが、その分レアなので目立ちたい時にフレッカールをする方が多いです。ただ良くも悪くも目立つので、優雅にターンできていないと格好が付かず、逆効果になるため使いどころには気を付けておきましょう。 ヴェニーズワルツとワルツとの違いとは ヴェニーズワルツとワルツではテンポが異なります。ワルツの方は約90拍/分で、ヴェニーズワルツは約180拍/分です。つまりワルツの方がゆったりとしていて、ヴェニーズワルツの方がスピード感があります。 また紹介したようにステップの種類も大きな差です。ヴェニーズワルツは型が決まっていますが、ワルツの場合は特に型が決まっていません。そのためワルツには複数のステップがあります。 これからワルツを始めるという方はナチュラルターンやリバースターンなど基礎的な内容から入りますが、慣れてきたら上級者向けのステップを覚えるのも良いでしょう。 ワンランク上のステップを覚えることでより優雅さが増し、社交ダンスをする自分で魅了することができます。特に競技会に出場する人はより上級者向けのステップを覚えておきたいです。そうすると選択肢が増えて自分をより魅力的に魅せることができるでしょう。 このようにヴェニーズワルツの方が制限があるのでより難しいとされています。まずはワルツで社交ダンスの基本的なステップを覚えてから、徐々にステップアップしてヴェニーズワルツに挑戦すると良いでしょう。 まとめ ヴェニーズワルツが誕生したのは1814年のウィーン会議のことです。ウィーン会議で踊りを披露したことでヨーロッパ中で有名になりました。 そしてヴェニーズワルツはステップが少なく、ある程度型が決まっているのが最大の特徴です。主に基礎的なターンとステップで構成されるので、一見すると簡単そうですが他の人と見比べられやすいため注意しておきましょう。 ヴェニーズワルツには少しだけ厄介なところがありますが、しっかりと踊り切れた時には大きな達成感を感じることができます。ワルツで社交ダンスに必要なとされる動きを覚えたら挑戦してみるのも良いでしょう。

社交ダンスのクイックステップとは|どんなステップがある?

社交ダンスはスタンダードとラテンアメリカに分けられます。中でもスタンダードの種目には比較的認知度が高いワルツやタンゴが含まれているので知っている人も多いでしょう。 しかしスタンダード種目には他にもクイックステップというものがあります。社交ダンスについて知らないという方は聞いたことがないという方もいるでしょう。そこで社交ダンスのクイックステップがどういったものなのか、歴史や特徴を紹介していきます。 社交ダンスのクイックステップの歴史とは クイックステップは1920年代にチャールストンのブームによって生まれたと言われています。チャールストンとは1920年代にアメリカで大流行したダンスの一種で、現在でも最も有名なステップの一つです。チャールストンのステップは膝を閉じたまま、左右の足を交互に跳ねるという特徴があります。 そのチャールストンのブームの中で、フォックストロットのリズムをさらに早くしたものがクイックステップとなりました。フォックストロットはスピード感があるダンスの一つです。 ちなみにフォックストロットはその軽快さから世界中に広がり、イギリスでも流行りました。しかしイギリスでは、フォックストロットよりスピードがゆったりとしたダンスに発展したのです。これがスローフォックストロットが生まれた瞬間と言われています。 スローフォックストロットはクイックステップと同じで、社交ダンスのスタンダード種目の一種です。クイックステップとは対極の存在で、ゆったりとした曲に合わせて踊ります。社交ダンスをする人ならスローフォックストロットも踊ると思うので覚えておくと良いでしょう。 社交ダンスのクイックステップの特徴とは 社交ダンスのクイックステップは文字通りスピード感のあるダンスです。スタンダード種目には全部で5つありますが、その中でも一番の速さがあることから華やかさがあります。社交ダンスのスタンダード種目の中でも5番目に踊ることが多く、その華麗さからクイックステップは最大の見せ場です。 そしてクイックステップでは跳ねるステップもあります。社交ダンスにある他の種目でも、跳ねるステップはないのでクイックステップの大きな特徴です。 跳ねる・スピード感があるという以外に特徴はなく、基本的な動きはワルツと似ています。そのためイメージとしては素早いワルツといったところです。 早いダンスと聞くと社交ダンス初心者の方は難しいと感じるかもしれません。そのため苦手とする人もいますが、実際に踊ってみると高揚感があります。他の社交ダンスにはないような動きもあるので、クイックステップを踊り終えるとスカッとした気分になれるでしょう。 また社交ダンスで世界的に活躍するプロが踊るクイックステップはただ速いだけでなく、優雅さもあります。特に生でプロの演技を見た時は圧巻されるので、社交ダンスに興味があるなら一度協議会の様子を見てみるのも良いでしょう。 クイックステップの代表的な2つのステップとは クイックステップはスピード感のある社交ダンスですが、ハーフシャッセとシザーズランという特徴的なステップがあります。 ハーフシャッセ シャッセとはクイックステップだけでなく、ワルツやタンゴにもあるステップです。シャッセというステップは足を開く、閉じる、開くの3歩で構成されています。またテンポのリズムが早い、早い、ゆっくりというのがシャッセの特徴です。 そんなシャッセの中でもよりスピード感があるのがハーフシャッセと呼ばれています。ハーフシャッセは主にスピード感が求められるクイックステップの種目で使われますが、他の種目でも振付けによっては取り入れることもあります。 シザーズラン シザーズランとは男性と女性が同じ方向を向いてるプロムナードポジションの状態で、両足を何回も交差ステップのことです。その足さばきがハサミのように見えることからシザーズランと呼ばれています。 シザーズランは軽快なステップで、社交ダンスのプロがシザーズランをすると、目が離せなくなるような足さばきにうっとりするでしょう。その優雅さからシザーズランに憧れるという人も多いです。 このようにクイックステップにはついやってみたくなるような軽快なステップがあります。社交ダンスをするという方はクイックステップに挑戦してみるのも良いでしょう。 まとめ 社交ダンスのスタンダード種目の一種であるクイックステップが生まれたのは1920年代です。そのスピード感のある動きから世界的に人気になりました。 クイックステップはその軽快な動きから一見すると難しそうに見えますが、軽快な部分も多いので一度クイックステップを踊ってみるとハマるかもしれません。競技会に出場しているプロのような華麗な足さばきを身に付けるためにも、社交ダンスを始めてみるのも良いでしょう。

社交ダンスのワルツとは|成り立ちや基本的な動きを解説

社交ダンスには種類がありますが、中でも有名なのはワルツでしょう。 ワルツは社交ダンスの基礎的な動きが含まれているので、社交ダンスを始める人が最初に取り組むことが多いです。そのためワルツのステップを覚えると他のダンスへのステップアップとなります。 ではワルツがどういったものなのか成り立ちやステップについて紹介していきます。ワルツのポイントも紹介しているので、社交ダンス初心者でワルツがうまくならないという方は参考にしてください。 社交ダンスのワルツのができた成り立ちとは ワルツは13世紀に西オーストリアや南ドイツで農民がよく踊っていたヴェラーというダンスが発祥とされています。ヴェラーは現在の社交ダンスと同様に男女が触れ合って踊るダンスです。 ただその当時、男女が手を取り合うという文化がなかったので、法律的に禁止されていました。その中でバレないようにコッソリと踊っていたようです。 そこから時を経て16世紀になると、都市部の人もヴェラーをより上品にしたダンスを踊るようになりました。この時からワルツが生まれ、徐々に社交ダンスで踊るワルツへと進化したのです。 そして国際的な場でワルツが登場したのは1814年のウィーン会議で、その時に披露されたのはヴェニーズワルツと言われています。ヴェニーズワルツとワルツではステップやリズムなどが異なるので注意しておきましょう。 社交ダンスのワルツにはどんな特徴がある? ワルツは日本語で円舞曲とも言われますが、その文字通り回転が多いのが特徴の社交ダンスです。社交ダンスには主にスタンダードとラテンアメリカがありますが、ワルツはスタンダード種目に含まれます。 スタンダード種目は5つありますが、ワルツを最初に踊ることが多く、男女の相性を印象付けるダンスです。 そんなワルツには主にスイングとライズ・アンド・フォールという動きがあります。 ワルツの動き①スイング 社交ダンスで言うスイングとは体を動かす・揺らすという意味があって、他の社交ダンスでも必須の動きとされています。スタンダード種目でもスイングを取り入れたステップが多いので、社交ダンスを始める方はスイングから覚えることになるでしょう。 ワルツは基本的にゆったりした曲調に合わせて体を動かすので、スイングを大きく見せるのがポイントです。スイングを大きく見せるにはライズ・アンド・フォールという技術が必要になります。 ワルツの動き②ライズ・アンド・フォール ライズ・アンド・フォールとは体を上下に動かす技術です。ライズで体を通常の位置より高くして、フォールでライズの状態から元の位置に戻ります。 この時にライズの動きを大きくするのがワルツを上手に踊るコツです。ライズはいわば次へ向けた予備動作なので、それを大きく見せることで次のステップが力強いものになります。 またライズ・アンド・フォールはスイングと同じように基本的なステップの内の一つです。ライズ・アンド・フォールを習得すれば、中級者向けの社交ダンスへとステップアップできるでしょう。 社交ダンスのワルツを上手に踊る秘訣とは 社交ダンスで踊るワルツを上手に魅せるには大きく見せることがポイントです。ただ他にも2つのコツがあるので紹介していきます。 ホールド 社交ダンスで言うホールドとは男性と女性が組むポーズです。社交ダンスの中でもスタンダード種目ではホールドを取ることが多いのでしっかりつ覚えておきましょう。 ホールドで大事なので握る力と手を置く位置です。ホールドでは男性が左手、女性が右手ををつなぎますが、この時に強すぎず弱すぎず手を握るのがポイントです。目安としては卵を握る程度の握力と言われています。卵は握りつぶすと割れてしまいますが、弱すぎると落下してしまうので、握る力が分からないという方は実際に卵を持ってみるのも良いでしょう。 そして反対の手を置く位置ですが、男性は女性の左肩甲骨の上に、女性は男性の右肩あたりです。この時に女性側は男性に添えられた手にもたれかかるとしなやかさが生まれるので、より優雅に魅せることができます。 ウォーク 社交ダンスは歩くダンスです。歩くだけだと勘違いするかもしれませんが、ウォークは社交ダンスの基礎とされているため、正しいウォークができていないと優雅に社交ダンスをできないでしょう。 ウォークは社交ダンスのレッスンの中でも地味ですが、しっかりと足裏・膝・足首・股関節の動かした方を習得するのが社交ダンス上達の一歩です。 まとめ 社交ダンスのワルツが正式に生まれたのは1814年のウィーン会議です。そこから世界的にワルツが知れ渡り社交ダンスとしても取り入れられています。 ワルツを上手に踊るにはスイング・ライズ・アンド・フォールで体を大きく見せ、ホールドとウォークで基礎を作ることが大切です。 正しいワルツを習得すれば自分を通常より優雅に魅せることができるので、ワルツを覚えて自分磨きをするのも良いでしょう。

社交ダンスの歴史とは|現在の形になった経緯を紹介

社交ダンスは男性と女性が手を取り合って優雅に踊るのが特徴です。その美しい見た目から社交ダンスに憧れる人も多いでしょう。 そんな社交ダンスはいつから踊られるようになったのでしょうか?そこで現在の社交ダンスになるまでの歴史について紹介していきます。現在の社交ダンスについても取り上げているので、社交ダンスを始めるという方は覚えておきましょう。 社交ダンスの歴史とは 現代でよく踊られる社交ダンスの一種であるワルツが確立したのは、18世紀後半のことです。現在のワルツが確立されるまでには以下のような過程を経ました。 12世紀のラウンドダンス 16世紀のラ・ボルタ 18世紀のヴェニーズワルツ ラウンドダンスとは ラウンドダンスとは広場などに大勢の人が集まって、全員が同じような動きをするダンスです。ラウンドダンスは現代でもダンスの一種として存在していますが、12世紀のラウンドダンスとは大きな違いがあります。 その当時のラウンドダンスは男性と女性が手をつないでおらず、それぞれが独立してダンスをしていました。男女が手を取り合わないので、現在の社交ダンスにある男女がお互いに触れる優雅さはありません。 やはりその当時は、男性と女性が手取りあって何かをするという考えは無かったのでしょう。 ラ・ボルタとは ラウンドダンスは16世紀頃まで主流でしたが、その後ラ・ボルタというダンスが誕生しました。ラ・ボルタでは男女が手を取り合ってダンスをしていたようです。ここにきてようやく現在の社交ダンスに近づいてきたと言えるでしょう。 ヴェニーズワルツとは 18世紀後半になるとヴェニーズワルツというダンスがヨーロッパのウィーンで誕生します。当時のヴェニーズワルツでは男女が向かい合って、手を取ってダンスを踊っていたので、この時が社交ダンスが誕生した瞬間です。 ヴェニーズワルツの特徴は、素早い動きながらも優雅さがあるところです。ダンスを見ている側は優雅さを感じますが、踊っている側は目が回ることもあるので難易度が高いとされています。 またヴェニーズワルツはウィンナーワルツなどとも呼ばれますが、これは発音の違いだけで同じダンスを意味します。 現在の社交ダンスの種類とは 現在の社交ダンスには大まかに分けるとスタンダードとラテンアメリカの2種類に分けられていて、そこからいくつかの社交ダンスに分かれているので紹介していきます。 スタンダード種目の社交ダンスとは スタンダード種目の社交ダンスでは、男女が近接して状態で流れる曲に合わせたダンスをするのが特徴的です。服装は女性がドレス、男性が燕尾服を着用していて、社交ダンスと言えばこの格好をイメージする人も多いでしょう。 そしてスタンダード種目は主に以下の5つのダンスです。 ワルツ 社交ダンスの基本となるダンス タンゴ キレのある動きが多いダンス スローフォックス・トロット ゆったりとした曲に合わせて優雅に踊るダンス クイック・ステップ 跳ねたり走ったり運動量が多いダンス ヴェーニーズ・ワルツ リズムが早くステップの種類が少ないダンス スタンダードの社交ダンスには5つの種目が含まれます。難易度が高いダンスもありますが、難易度が低いものもあるので社交ダンスを始めるという方にぴったりです。また、これから社交ダンス教室に通うという方も、まずはスタンダード種目のワルツから踊っていくことになるでしょう。 ラテンアメリカ種目の社交ダンスとは ラテンアメリカではスタンダードとは違って、男女が離れる機会が多く、より激しい動きをするというのが特徴です。上級者になるとアクロバティックな動きも合わさってより優雅さがあります。 衣装もスタンダードとは大きく異なり、女性の場合は肌の露出面積が多いです。ただ単に肌を露出しているのではなく、女性の美しさが伝わるような衣装になっています。 そしてラテンアメリカの社交ダンスは以下の5つです。 チャチャチャ リズミカルな曲に合わせて女性をキュートに見せるダンス サンバ ブラジルのサンバを社交ダンス向けにしたダンス ルンバ ゆっくりしたっ曲に合わせて男女の恋愛を表現するダンス パソドブレ 社交ダンスで唯一男性がメインになるダンス ジャイブ アップテンポな曲に合わせて踊るダンス このようにラテンアメリカの社交ダンスは比較的運動量が多いです。そのため社交ダンス初心者がするのは難しいでしょう。まずはスタンダードのステップを覚えてからラテンアメリカに挑戦するのがおすすめです。 まとめ 現在の社交ダンスが誕生したのは18世紀です。それ以前もダンスは踊られていましたが、現在とは大きく形が異なっていました。 そして現在の社交ダンスにはスタンダードとラテンアメリカに分けられます。スタンダードの方が比較的難しくないので、これから社交ダンスを始める方もスタンダード種目の一つワルツから始めていくと良いでしょう。そこからステップアップしていって、競技会に出場してみるのも良いですね。

社交ダンス初心者必見!レッスン教室の選び方や準備を紹介

社交ダンスは男女が手を取り合って踊る姿が魅力のスポーツです。そのきれいな姿から社交ダンスをしたいという方も多いでしょう。 しかし一度も社交ダンスをしたことがない初心者の方が、いきなり社交ダンス教室の選び方や、何を準備すれば良いかなど分からないと思います。 そこで社交ダンス教室の選び方やレッスンに通う前には何を準備すれば良いのか紹介していきます。社交ダンスを始めたいという方は是非参考にしてみてください。 社交ダンス教室の選び方とは 社交ダンス教室を選ぶ基準はこちらです。 ・教室の場所 ・社交ダンスをする目的 ・レッスンを担当する先生 ・レッスン代 社交ダンス教室の場所 社交ダンスを上達させるためには、定期的に教室でレッスンを受けることが必須です。レッスンを受けるのが面倒にならないためにも、通いやすい教室を選ぶことが大切です。通いづらい場所を選ぶと社交ダンスを止める可能性があります。 そうならないためにも、例えば自宅の近くや会社の帰り道にあるなど自分のライフスタイルに合わせましょう。 社交ダンスをする目的 ひとえに社交ダンスといっても種類があって、大きく分けるとスタンダードとラテンアメリカです。さらに社交ダンスを始めたい方や、競技会に出たい人など目的は異なります。 このように目的が異なるので、自分の目的にあった教室を選ぶことが大事です。その教室がどういった社交ダンスをしているのかは、その教室のホームページを見れば分かります。 もし社交ダンスの初心者で判断できないという方は、初心者向けコースがあるかどうか確認しましょう。 レッスンを担当する先生との相性 社交ダンスのレッスンを受けるにあたって先生との相性は大事です。教室内でも評判の良い先生であっても自分とは合わないということがありえます。 このようなミスマッチを防ぐためにも、社交ダンス教室の体験会を受けてみるのも良いでしょう。教室にもよりますが、初回のみ無料レッスンを受けられるところがあります。その無料レッスンを通して先生と気が合いそうか確認しましょう。 社交ダンス教室の料金 社交ダンス教室に通うには入会金やプランの料金が必要です。入会金は場所によっても異なりますが、5000円程度が相場とされています。 たいていの社交ダンス教室のプランは個人レッスンやグループレッスンのどちらかです。個人レッスンの場合は先生とのマンツーマンなのでその分料金が高くなる傾向があります。そのためレッスン代を抑えたいという方はグループレッスンがおすすめです。 このレッスン代は教室によって異なりますが、そこまで大きな差はありません。上記の3つの条件に合っている社交ダンス教室が複数ある時に料金で選ぶと良いでしょう。 社交ダンスのレッスン前は何が必要? 社交ダンスをするには道具の準備が必要です。 ・ダンス用のシューズ ・シューズブラシ ・ヒールカバー ・衣装、練習着 競技会に出る場合は他の衣装や道具も必要ですが、社交ダンスを始める段階ではこれだけあれば十分です。 社交ダンス用のシューズ 社交ダンスをするうえで専用のシューズは必須です。社交ダンスのシューズにはスタンダード用やラテン用などいろいろな種類があります。そこから自分がする社交ダンスに適したシューズを選ばなければいけません。 社交ダンス初心者でどれが良いか分からない方は、スタンダードとラテン両方に適した兼用シューズがおすすめです。 また社交ダンスのシューズは消耗品なので買い替える必要があります。基本的には性能が良い高価なシューズを購入した方が良いですが、社交ダンス初心者は比較的安いシューズから始めると良いでしょう。そして2足目からシューズの性能を見るようにするとシューズ選びに失敗しにくいです。 シューズブラシ 社交ダンスのシューズは使っているうちに足裏にほこりがたまっていきます。ほこりがたまると滑りやすくなり、社交ダンス中に滑るなど危険です。 このようなリスクを回避するためにも、シューズブラシを使って定期的にシューズのメンテナンスをしておきましょう。 ヒールカバー 女性の社交ダンスシューズにはヒールが付いているものが多いです。ヒール部分をそのまま放っておくと削れて、ヒールの釘が出てきて床が傷付きます。またダンス中にバランスを崩す可能性も高いです。 ヒールが傷つかないためにもヒールカバーを付けて、持ち運びの際はヒール部分に被せておきましょう。 社交ダンス用の衣装 社交ダンスの衣装には練習用と競技会用があります。競技会用は美しい見た目をしていますが、社交ダンス初心者は基本的にドレスは必要はありません。最初の内は練習着で十分です。 練習着は動きやすさと体のラインが見えることの2点で選びます。体を動きやすい衣装を着用していないと社交ダンスがしにくいだけでなく、ケガの可能性もあるので注意しましょう。 そして社交ダンスは魅せるダンスなので体のラインが見えることが大事です。体のラインが見えることでより美しい社交ダンスを追及できるので、自分の体に合った衣装を選びましょう。 まとめ 社交ダンス教室の選び方で特に大事なのが教室の場所・社交ダンスをする目的・先生との相性です。これらの3つがそろうとストレスなく社交ダンスができるでしょう。 そしてレッスン前にはシューズ・シューズブラシ・練習着・女性の場合はヒールカバーを準備する必要があります。社交ダンスのレッスンまでに、これらの道具を用意しておくと良いでしょう。

【金スマ】山本アナvsロペス 社交ダンス対決ネタバレレポート

金スマにて社交ダンス対決が放送されましたね! 「裏切りと嫉妬が渦巻く社交ダンスに新展開」だなんて、かなり煽られていましたが、みなさんはチェックされましたか? 山本アナvsキンタロー。ということで、今回は金タローが新しいリーダーを見つけて再戦。 学連時代の専攻はラテンだったキンタロー。は、いくらモダンでの対決といっても前回の敗北を払拭したい様子! リーダー募集のオーディションを開いて、自分の方向性とピッタリくるリーダーを探していました。 キンタロー。が見つけた最強のリーダーとは?! そこで見つかったのは、ロペスこと芸人の岸英明さん! 山口集人さんという相方と「ぱいんはうす」というコンビで活動する、フリーの芸人さんでした。 いわばキンタロー。の後輩にあたる方で、なんと元学連チャンピオンなのだとか。 専攻はラテンだったとのことで、キンタロー。さんと息があったのかもしれませんね。 いつか、ロペス・キンタロー。組のラテンが見たいと思うのは私だけじゃないハズ。 ロペスというのはMCの中居さんがつけたニックネーム。 あまりに自然なMCで決定したのですが、岸さんの親しみやすいキャラクターも相まって、スグに定着しました。 理由は、横浜DeNAベイスターズのプロ野球選手のホセ・ロペス選手に似ているから! 背が高くて筋肉隆々、マッチョで黒い・・・確かに似ていますね。 岸さんの黒さは、公園で焼くことで保たれているそうですよ!山本アナはそれを聞いて一言、エコロジカルと言っていました(笑) そんな勢いのあるロペス・キンタロー。組に負けず劣らず、山本アナ・市來玲奈 組も練習に励みます。 迎えた決戦は、JPDSA東部総局多摩ダンス競技会。タンゴとスローの2種目戦です。 ここに山本アナ・市來玲奈 組はC級昇格を目指して出場したのですが、そこにはライバルのキンタロー。の姿が。 そう、ロペス・キンタロー。組にとっては、組んでから初めてのデビュー戦だったのです。 社交ダンス対決の結果は・・・ デビュー戦とは言っても、ロペス・キンタロー。組は2人ともかなりの実力者。 ロペス・キンタロー。組のパワフルな踊りは華やかでしたね。三輪嘉広コーチも、実力の7割程度を出せているとコメントしていました。 対して、1次予選から踊り続けるハードさに徐々にホールドがさがってしまう山本アナ。 バリエーションを楽しそうに踊るロペス・キンタロー。組にどうしても気が散ってしまいます。合間では「強い、マズいなコレ・・・」と動揺を隠せません。 そんなピンチな状況だったからこそ、市來玲奈さんの勝負強さが見えましたね。 市來玲奈さんは、JDSF強化選手としての過去があるダンサー。肉体的にも疲れがでてくる決勝で、あの落ち着き方はサスガです。 山本アナに対するアドバイスも、彼を責めるのではなく前に進むような言い方を選ぶ・・・。一歩引いてサポートできるパートナー力が光っていました。 しかし、結果はロペス・キンタロー。組が1位。山本アナ・市來玲奈 組はくしくも2位でした。 キンタロー。さんとロペスさんの笑顔が眩しい反面、初めての敗北に悔しさが隠せない山本アナと、涙する市來玲奈さん。 ロペス・キンタロー。組のオナーダンスは、やはり複雑な表情が浮かびます・・・。 再戦!山本アナvsキンタロー。 でも、ここでおわりじゃありません!山本アナ・市來玲奈 組は悔しさをバネにロペス・キンタロー。組に再戦を申し込みます。 今度は自分たちの武器であるワルツで、打倒ロペス・キンタロー。組を誓うのです! 「自信がないのが、踊っていて伝わる・・・」とつぶやいていた市來玲奈さんも本気で勝ちにいくため、昔お世話になっていたコーチャーのもとに山本アナをつれていきます。 山本アナの本気!特訓スタート ここから山本アナ・市來玲奈 組は、山本武志・大嶋友美コーチと篠田沙代子 監督のもと、さらに練習に励みます。 ここで、審査員は何を見ているのか、社交ダンスの基礎を篠田沙代子 監督から学びます。 また、山本アナはアナウンサー業の都合をつけ、市來玲奈さんや山本武志・大嶋友美コーチと共に合宿へ。売れっ子アナウンサーなのですから、無理をしたのではと思います。 そこで、社交ダンスを踊るために必要な筋力から、体の使い方、踊り方などを全て見直します。 ダンベルを持ちながらホールドを1分50秒キープ、10秒リカバー(休憩)を10セット・・・これは辛いですね。 また、山本武志コーチも一緒にやっていますが、微塵もブレません。さすがはプロです。 そんな基礎の積み重ねと同時に、山本アナ・市來玲奈 組は「玲奈スペシャル」というバリエーションを習得して決戦に向かいます! 対して、ロペス・キンタロー。組は、キンタロー。の舞台が重なりペアではほぼ練習ができない状態。 キンタロー。がロペスに申し訳なく思いつつも効率よく練習するよう心掛ける場面や、ロペスが公園で一人で練習している姿はステキでしたね。 MCの中居さんも「山本アナの長い特訓VTRより、今のロペスに気持ちが奪われた」なんて言っていましたが、練習はできなくてもロペス・キンタロー。組のパートナーシップは流石です。 三輪嘉広コーチの指導のもと、勝てる練習を積み重ねて勝負に出ました。 最終対決!山本アナvsキンタロー。 迎えたDSCJ D級戦 スタンダード部門。 見違えるほど上手になった山本アナ・市來玲奈 組にスタジオも驚きが隠せませんでした。 山本アナも市來玲奈さんも余裕がでてきて、楽しそうな表情で踊っていましたね。 特に、一次予選のワルツでは堂々としていてかっこよかったです。 ロペス・キンタロー。組もまけていません。 ロペス・キンタロー。組にとってはワルツは初めての種目になりますが、2人のキレが光るタンゴは見ていても楽しいです! また、どうしても練習が少なくなってしまったキンタロー。を気遣い、決勝まではバリエーションで臨むなど、戦略的なコーチャーの指導が光りました。 クオリティの高いベーシックはスッキリとしていて気持ちがいいですね。 結果は、ロペス・キンタロー。組が優勝。山本アナ・市來玲奈 組は2位でした。 涙を浮かべる山本アナと市來玲奈さんですが、前回とは打って変わってやりきったという表情が混じっていました。 確かに、悔しさのなかでも山本アナ・市來玲奈 組は明らかにレベルアップしていましたからね。 最初のJPDSA東部総局多摩ダンス競技会の時とは比べ物にならないほど自信をもって踊りきれた様子。 JPDSA東部総局多摩ダンス競技会では、ロペス・キンタロー。組のバリエーションや周りの踊りを気にしていましたが、DSCJ D級戦では見る影もありませんでした。 また総合ではロペス・キンタロー。組に劣ったものの、こだわりのワルツでは1位の評価を得ることができたのです! 思えばパートナーの市來玲奈さん、キンタロー。さん、ロペスさんは全員経験者ですからね。その中で成長していく山本アナの今後から目が離せません! また、キンタロー。さんも、波長のあうリーダーと組むことができて楽しそうでした。 共に実力のある者同士、体格や本業のバランスもとれたカップルですね。 とはいえ、ロペス・キンタロー。組もまだまだ始まったばかり。今後に期待が高まります!

ゼロからわかる!社交ダンスのヴェニーズワルツとは?

基礎練習や予備運動として踊る選手も少なくない社交ダンスのヴェニーズワルツ、別名ウィンナーワルツです。 ベースになるのは社交ダンスのモダンの基礎ともいえるナチュラルターンです。 社交ダンスのヴェニーズワルツとは? シンプルなステップしかないからこそ社交ダンスのヴェニーズワルツは恐ろしい。 選手によって、ひたすらナチュラルターンだけを続けるタイプ、決まった回数を繰り返すタイプ、フレッカールやスタンディングスピンなどのステップに富んだ踊りをするタイプと分かれますが、とにかく集中力との闘いです。  WDSF European DanceSport Championship  競技会でのヴェニーズワルツ決勝戦 WDSF European DanceSport Championship 準決勝戦、ヴェニーズワルツの動画です。 MJonathan Wilkins & Katusha Demidova によるヴェニーズワルツ・デモンストレーション 2007年の MJonathan Wilkins & Katusha Demidova 組(ジョナサン・ウィルキンス&カチューシャ・デミドゥバ)のヴェニーズワルツです。 競技としてはシンプルなヴェニーズワルツですが、デモンストレーションだと優雅で華やかですね。 社交ダンスのヴェニーズワルツの歴史 社交ダンスのヴェニーズワルツ、別名ウィンナーワルツの起源はとても古く、1番初めはレントラーという名前で舞踏民族が踊っていたそうです。 当時も非常に親しまれていましたが、アルプス地方から舞踏会の舞台にたったのは1750年。 現在のヴェニーズワルツ、もしくはウィンナーワルツという名前でウイーンの宮廷舞踏会に登場したのです。 そう、ウィンナーとはウィーンのこと。ウィーンの宮廷舞踏会から、この名前がつけられたのですね。 さらに1814年、ナポレオン戦争の終結後。事後処理のために開かれたウィーン会議の舞踏晩餐会で、ヴェニーズワルツは披露されます。 ヨーロッパの代表者たちは感動、中でもヨハンシュトラウス1世とヨーゼフランナーはヴェニーズワルツの魅力に取りつかれてしまいます。 この2人がヴェニーズワルツの存在を広くヨーロッパ中に示したことで、瞬く間に人気を博し、現在まで語り継がれることになりました。 ちなみに、現状のヴェニーズワルツの様式を完成させたのはヨハンシュトラウス1世の息子 ヨハンシュトラウス2世です。 彼は今でも「ワルツ王」と呼ばれていますね。

ゼロからわかる!社交ダンスのクイックステップとは?

軽快な音楽になんだかワクワクしてしまう社交ダンスのクイックステップ。 その熱気と華やかさから、踊りとしても映像としても漫画の描写としても使われています。 社交ダンスのクイックステップとは? LODにそって駆け抜ける様は、見ていてとても気持ちがいいですね! アップテンポでちょっとお洒落な社交ダンスのクイックステップの雰囲気はぜひ動画で楽しんでください。 World DanceSport Federation 競技会でのクイックステップ決勝戦 World DanceSport Federation 決勝戦、クイックステップの動画です。 飛んだり跳ねたりといった軽快なステップでありつつも、バタバタと乱れない技術が光ります。 Mirko Gozzoli & Edita Daniute によるクイックステップ・デモンストレーション また、こちらはWSSDF 2010で行われた Mirko Gozzoli & Edita Daniute 組(ミルコ・ゴッゾーリ&エディタ・ダニウテ)のクイックステップです。 激しい動きでも乱れないホールドと、楽しそうに踊る可愛らしいパートナー Edita Daniute から目が離せません。 社交ダンスのクイックステップの歴史 時は1923年、イギリスに訪れたチャールストンというアメリカンバンドがとても速いテンポでフォックストロットを演奏しました。 当時からフォックストロットは早さにばらつきがあったのですが、とても今までのステップでついていけるスピードではなかったのです。 そのため、新しく速さについていけるステップを考案する流れができました。いわゆる飛んだり跳ねたり・・・今のクイックステップの原型ですね。 そして1924年、ついにダンス教師協会がフォックストロットを速さごとにわけます。 遅いゆっくりとしたものをスロー・フォックストロット。早いものをクイックステップと呼びました。 そして、クイックステップはワンステップに代わりモダン競技種目に認定されます。 その後1927年のスター選手権大会では、クイックフォックストロット&チャールストンと改名され、ICBCブリティッシュプロフェッショナル選手権ではクイックステップ名付けられます。 社交ダンスのモダン種目の中でも新しい発想やステップを積極的に取り入れた前衛的なダンス・・・それがクイックステップなのかもしれません。

ゼロからわかる!社交ダンスのサンバとは?

社交ダンスのサンバと聞いて思い浮かべるのは? リオのカーニバルや羽の生えたセクシーな衣装・・・、いえいえ、社交ダンスのサンバもステキなんですよ! 社交ダンスのサンバとは? 社交ダンスのサンバは、LODにそってフロアをめぐるラテン種目です。 特徴的なのは膝を屈伸させる動きで、バウンスアクションと呼ばれるもの。 膝の上下運動を腹部で吸収するので、とても特徴的な腰の動きになります。 その動きの細かさから、カウントのとり方も人によって様々です。 WDSF  2015 競技会でのサンバ決勝戦 WDSF 2015にて、決勝戦のサンバの動画です。 Michael Malitowski & Joanna Leunis によるサンバ・デモンストレーション また、こちらはMichael Malitowski & Joanna Leunisのサンバ・デモンストレーションです。 まさか座った状態からこんなダンスが見られるなんて・・・!さすがの2人ですね! 広いフロアをぐるりとまわれるので、観客もより一層盛り上がっているのが伝わります。 社交ダンスのサンバの歴史 リオのカーニバルで踊られるのもサンバ、社交ダンスもサンバ・・・そこには広まるまでにとった歴史の違いがありました。 社交ダンスのサンバの始まりは約400年前のアフリカ。もともとは奴隷が踊っていて、その後アメリカ、ニューヨーク、イギリスと伝わります。 1939年にはニューヨークワールドフェアで取り上げられるなどしますが、イギリスではちょっと低迷・・・。 というのも、当時のサンバはとても遅く、今のようなアップテンポのものではなかったのです。 ここで、ダンサーたちのアレンジが入ります!エンドカウントを使うことで、観客がよりノリやすく、華やかなサンバを提案したのです。 結果、社交ダンスのサンバは現在のように明るく元気な踊りとして広まり、今ではラテン競技種目の1つとまでになっています。 ちなみに、リオのカーニバルで踊られるサンバは社交ダンスの起源となっているものと元は同じです。 そのサンバが、奴隷貿易によって移住した民たちによってリオデジャネイロで伝えたのが起源。 打楽器で構成されたサンバはアフリカの宗教民族舞踊の格式の高さを残し、現在のリオのカーニバルとなったのだそうですよ。

ゼロからわかる!社交ダンスのジャイブとは?

社交ダンスの競技会でラテン5種目のラストを飾るのはジャイブ! ジャンプしたり蹴ったり跳ねたり、軽快なステップは見ているコッチが楽しくなってしまいそうですよね。 社交ダンスのジャイブとは? ジャイブの特徴はそのリズムの取り方。 4分の4拍子・・・というのは他の種目でもありますが、2拍目と4拍目にアクセントがつくので、ジャズでノリの良い雰囲気があるのです。 もともとスイングジャズのミュージックに合わせて踊られていたものなので、振り子のような体の動きは必須です! ちなみに、スイングジャズの音楽といってもロックンロール、ディスコ、ディキシーランドスタイルのものまで幅広いんですよ! ストイックな印象があるかもしれませんが、もともとはジャズバーで弾けながら踊った、楽しんだもの勝ちのダンスなんです。 WDC German Open 2013でのジャイブ決勝戦 WDC German Open 2013にて、ジャイブの動画です。 上手な人たちが踊ると、とにかく外に向かう激しさがあります! けれど、うるさくないのに運動量がある・・・地面をつきさすような足さばきはとてもキレイですね。 Slavik Kryklyvyy & Karina Smirnoffによるジャイブ・デモンストレーション こちらはSlavik Kryklyvyy & Karina Smirnoffのジャイブ・デモンストレーションです。 笑顔で踊る2人はとても楽しそう!私もKarinaにタバコを取り上げられてみたいかも?! キャッチーで会場までわかせてしまうジャイブのノリは、デモンストレーションにピッタリかもしれません。 社交ダンスのジャイブの歴史 社交ダンスのジャイブは1920年代のハーレムで生まれます。 1920年代といえば、パソドブレがパリに伝わった頃。ダンスが広まり、流行していた時代ですね。 そんな中で、ジャズミュージックに合わせて踊るといえばフォックストロット! このフォックストロットは、後のクイックステップやスローフォックストロットになるほどの大人気。 この2種目以外にもチャールストンやリンディポップと呼ばれるダンスが派生しました。 また1930年代に踊られたテンポが早いスイングジャズは、ジッタバークというダンスが踊られます。 これがノリのジルバとなりヨーロッパに伝えられ、ジャイブへと変わっていきます。 この流れはずっと大衆によって伝えられたもの。 ピョンピョン飛び跳ねて踊るジャイブのステップは、当時の風潮でははしたなく、舞踏会の場面にはとてもじゃないですが顔をだせなかったのです。 確かに、今でもはしたないとは言わないけれど、おしとやかではありません・・・。 でも、だからこそクイックステップとは違うエネルギッシュで自由なジャイブが確立され、1960年代には競技種目として認定されたのです。

ゼロからわかる!社交ダンスのスロー・フォックストロットとは?

社交ダンスのスロー・フォックストロットはモダン種目の1つで、場面に合わせてスローと呼ばれたりフォックス、フォックストロットなど表わし方は色々あります。 社交ダンスのスロー・フォックストロットとは? 社交ダンスのスロー・フォックストロットの特徴的な部分といえば、4拍子のとり方がその1つ。 4拍子の音楽を使う種目は数あれど、スロー・フォックストロットの場合は1拍目と3拍目にアクセントを置いて踊るのです。 また、緩やかに踊るのもスロー・フォックストロットの魅力ですね。 ほとんどのステップが前進と後退で作られているので、とめどなく流れるような印象がありますよ! WDSF PD World Standard 競技会でのスロー決勝戦 WDSF PD World Standard 決勝戦、スローフォックストロットの動画です。 滑らかなイメージの強いスロー・フォックストロット。競技会の動画を見ると移動距離が長くダイナミックな一面が追加されていて圧巻ですね! Victor Fung & Anastasia Muravyeva によるスロー・デモンストレーション また、こちらはWSSDF 2010で行われた ビクター・ファン&アナスタシア・ムラヴィエヴァ 組(Victor Fung & Anastasia Muravyeva)のスロー・フォックストロットです。 独創的な雰囲気とキレイな曲線美に見入ってしまいます! 社交ダンスのスロー・フォックストロットの歴史 社交ダンスのスローフォックストロットの歴史は、ラグタイムという音楽に合わせて踊られたのが始まりだと考えられています。 しかし、この19世紀に生まれたラグタイムはジャズ調で、とてもアップテンポの曲なのです! つまり、1番初めに生まれたばかりのスローフォックストロットはスローではなかったんですね。 ゆっくりな印象はほとんどなく、とても激しいダンス。どちらかといえばクイックステップやジルバのような雰囲気だったのです。 その後の1912年、カッスルという夫妻が現在のスロー・フォックストロットの特徴でもある歩行の動きを取り入れたカッスルウォークを考案します。 また、早い曲に合わせて踊るものをクイックステップ、ゆっくりな曲ならスロー・フォックストロットというように差別化もされ始めました。 これにより、スロー・フォックストロットは1914年のイギリスで大流行! ブームとなり、現在はパーティーや競技会などで幅広く親しまれています。